阿部守商店と宮城塩竃のこと

私たちについて

おさかなの美味しさを余すことなく。

阿部守商店のルーツは、漁師。
世界中の海でさまざまな魚を獲ってきました。
どんな海がどんな魚を育てるのか。
見て、触れて、感じてきました。
魚の仕事をすればするほど強くなる、
魚を深く知りたいという思い。
やがて私たちは塩竈の魚市場で
魚卸業を始めました。

各地からとどく魚が教えてくれた、
味の特徴や食べ方。
新しい美味しさを追求するために、
魚漬などの加工も手掛けるようになりました。
目指したのは、いつ食べても何度食べても
飽きずに美味しく食べられる商品です。
そのために魚の食感や風味を
最大限に生かすことを心がけてきました。

残念なことに、塩竈の水揚げ量は減り続けています。
このままでは魚を食べられなくなる日が
来るかもしれません。
限られた資源を大切にするために、
取れた魚は美味しく、無駄なく食べてもらいたい。
そして環境負荷を減らし、
ふるさとの海を守りたい。
阿部守商店は、魚食文化を未来へ受け継ぎます。

阿部守商店について

阿部守商店は1971年創業。漁師として世界を巡り、海の色から魚の品質を見極める目を養いました。やがて魚市場で魚屋を開き、80年代には加工業に進出。より美味しく魚を食べる方法を追求する中で出会ったのが、愛知県の特産品である白醤油です。主原料に小麦を使った白醤油は甘みと香りに特徴があり、素材の味を活かすのに最適。白醤油に漬け込んでから焼き上げる独自の調理法を確立しました。創業から半世紀。魚を美味しく食べてほしいという思いは、これからも変わることはありません。

宮城塩竃について

宮城県のほぼ中央に位置し、太平洋に面する港町である塩竈市。日本三景に数えられる松島湾を臨み、古今和歌集をはじめ多くの和歌に詠まれてきました。平安貴族の源融(みなもとのとおる)も風光明媚な塩竈に魅せられた一人。京に帰ったあともその感動が忘れられず、六条河原院に塩竈を模した庭を作ったとされています。また塩竈は、江戸時代に仙台の外港として水産業で栄え、現在では国内有数のマグロの水揚げ地となっています。一方で環境問題などを背景に水揚げ量は年々減少の一途をたどっており、地域の水産業は大きな課題に直面しています。

美味しさの理由

  • 其の1

    漁師と魚屋の目で
    世界中から魚を厳選

    地元の塩竈はもちろんのこと、世界中の海の魚を吟味。漁師と魚屋の経験をもとにした目利きで、自信を持っておすすめできる素材を厳選しています。

  • 其の2

    絶妙な焼き加減で
    ふっくら柔らか

    魚を美味しく味わっていただくために、火加減や焼き時間などの焼き方にも徹底的にこだわりました。旨みを閉じ込め、ふっくら柔らかに仕上げています。

  • 其の3

    骨を取ったほぐし身は
    食べやすく、使いやすい

    骨を取ってあるので、お子さまからご高齢の方まで安心してお召し上がりいただけます。お茶漬けや炊き込みごはん、パスタなど、いろいろな料理にお使いください。

  • 其の4

    素材の味を生かす
    「特製白醤油」付き

    白醤油は上品な甘みが特徴。食材を引き立てる調味料として知られています。おさかなの素にかけることで、素材が持つ味の豊かさを感じていただくことができます。